前回の記事ではプロジェクトを作りました!
プロジェクトを作ったらあとはプログラムを書いていくだけです!!!
でも最初に何を書けばいいのかどうやって書けば動くのかわからないと思います。
ということで簡単に説明していきます。
プログラムの順序
まず、プログラムで何か作るときには 初期化処理、メインループ、終了処理 が必要です。初期化処理は最初の一回だけ、終了処理は最後の一回だけ処理します。メインループは毎回処理をしていきます。
画像で表すとこんな感じになります。まぁ色々説明してても作ってみないとわからないと思うので作ってみましょう。
簡単なプログラムの作成
【プロジェクト名.sln】と書いてあるファイルをダブルクリックしてVisual Studioで開くと
プログラムを書くところが出るはずです。
上の画像の赤い部分がプログラムを書くところです。ここにさっき説明した初期化処理を書く部分とメインループと終了処理を書く部分を作ります。作るとは言っても一から作って説明していると難しくなるので作ったものを下に用意してます!
#include "DxLib.h"
int WINAPI WinMain(HINSTANCE, HINSTANCE, LPSTR, int) {
//初期化処理
while (ScreenFlip() == 0 && ProcessMessage() == 0 && ClearDrawScreen() == 0) {
//メインループ
}
//終了処理
return 0;
}
これをコピーしてさっきの赤枠のところに貼り付けてください。そして【Ctrl + F5】で実行してみると何も起こらず終了するはずです。なんで何も起こらないかって?今は各場所を作っただけで処理を書いてないからです!ちなみに【//】はコメントと言ってプログラムではなくメモみたいなやつです。【//】の後からその行の最後までがコメントになります。
じゃあ早速処理を書いていきましょう。
まずは初期化処理です。今回はDXLibを使っているのでDXLibの初期化処理を書いていきます。
一個目は【ChangeWindowMode(TRUE or FALSE)】です。これはプログラムをフルスクリーンで表示するか、ウィンドウで表示するか決めるものです。TRUEがウィンドウ、FALSEがフルスクリーンです。これを初期化処理を行う部分に入れてください。(int WINAPI WinMain(HINSTANCE, HINSTANCE, LPSTR, int) { と while (ScreenFlip() == 0 && ProcessMessage() == 0 && ClearDrawScreen() == 0) { の間)
二個目は【SetDrawScreen( DX_SCREEN_BACK )】です。これは多分知らなくてもゲームは作れるので初期化処理の部分に書いとけばOKです。
ラストは【DxLib_Init()】です。DXLibを初期化するものです。これをしないとDXLibの機能は使えないので注意です。これも初期化処理の部分に書いておいてください。
次はメインループですが、今回はテストなので無しです。
最後に終了処理です。
終了処理は【DXLib_End()】です。名前の通りDXLibを正常終了させるものです。終了処理の部分に書いておいてください。( } と return 0 の間)
これでとりあえず終了です。
#include "DxLib.h"
int WINAPI WinMain(HINSTANCE, HINSTANCE, LPSTR, int) {
ChangeWindowMode(TRUE);
DxLib_Init();
SetDrawScreen(DX_SCREEN_BACK);
while (ScreenFlip() == 0 && ProcessMessage() == 0 && ClearDrawScreen() == 0) {
//メインループ
}
DxLib_End();
return 0;
}
こんな感じになったはずです。これで【Ctrl + F5】を押し、実行してみると黒い画面が出るはずです。【Alt + F4】で終了できます。
今回はここまでです。次回からは絵や図形を書いてみたり、キーボードの入力処理を作ろうと思います!
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